FLSTヘリテイジソフテイルは1987年にデビューしたモデル。ソフテイルフレームにEVOエンジンを搭載し、前後16インチのスポークホイールは大きく深いフェンダーに覆われていた。7インチの大径ヘッドライトに50'sスタイルのヘッドライトナセル。そして2トーンカラーにコンチョ付きのレザーサドルバッグなど、ヴィンテージ感あふれる仕様は世界中で大きな反響を呼んだ。
少し仕様が変わってますが、エンジンの雰囲気は十分わかってきますね。
ヴィンテージハーレーに造詣が深い人ならば、すぐにルーツがわかっただろうその姿は、1949~57年まで生産されたハイドラグライドによく似ている。ハイドラグライドはリジッドフレームにパンヘッドを搭載し、ハーレーのビッグツインで初となるテレスコピックタイプの油圧フロントフォークを装備したモデルだった。
ヘリテイジソフテイルは、カスタムベースとしても人気を集め、ハイドラグライドのレプリカや、ヴィンテージスタイルのカスタムバイクが数多く作られた。
車名の「ヘリテイジ」には伝統や遺産という意味があり、ハーレーの100年以上に及ぶ歴史と先達へのリスペクトがこの車両に宿っている。
2015年 FLSTC ヘリテイジ ソフテイル クラシック
【ヘリテイジとファットボーイ】
エボリューションのモデルで革命をもたらした中で3本の指に入るだろうモデル。ヘリテイジクラシック。90年代に入ると映画ターミネーターの影響でファットボーイが人気になる。ショップでもファットボーイは大人気。しかしファットボーイが欲しいと言うと必ずショップの方はヘリテイジを勧めてきた。理由はバッグやシールドを取り外すとファットボーイのようになり価格が変わらないからだ。ホイルが気にならなければ「なるほど」と思い購入された友人はたくさんいた。ファットボーイが人気が出れば出るほど、FLSTCの人気も上がっていった。当時はこのような背景もあり人気があった。その流れが現在にも受け継がれているように感じます。今回はFLSTCのルーツと現在までの進化を紹介しました。
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