フォルクスワーゲングループ が7月に入札を受け付けると言われる、イタリアのバイクメーカー、ドゥカティ売却問題。
ロイターは、この入札に、ハーレーが名乗りを上げそうだ、と報じている。
写真 http://www.reuters.com/article/us-volkswagen-ducati-m-a-idUSKBN19C1XX
2012年にVWグループ傘下のアウディに買収され、財務危機を脱したと言われるドゥカティ。
売却額は14〜15億ユーロの見込み。
売却のニュースに際しては、インドの巨大グループ、ヒーロー モト コーポレーションや、そのライバル、TVSモーター カンパニーも一早く興味を示していたが、金額的に折り合いがつかず、入札には見送る見通しだという。
また、BMW、そしてホンダ、スズキも入札に興味を示していない、と報じられる中、フォルクスワーゲン側のスポークスマンによる「ドゥカティは宝石で、その売却はフォルクスワーゲンの監査役会の労働者委員会によって支持されていない。」なんていかにもNY証券取引所上場企業を意識した発言や、「ハーレーは技術的にはドゥカティに何マイルも遅れをとっている」なんて挑発的な売込み文句も飛び出し、ここへ来て「ハーレー?」説が急浮上しているらしい。
ハーレーダビッドソンとイタリアメーカーとの縁は過去に、古くはアエルマッキ を傘下に収め小排気量マーケットに参入し、そして最近ではMVアグスタを買収しながら結局1モデルも出さずに手放した経緯もある。
5年後に50モデル、10年後に100モデル投入し、「人々のハーレーに対するイメージを刷新する」という最近のトップ発言もある中、メーカー側からすれば、今までにないラインアップ=顧客層を手にできることを考えれば、確かに魅力的な買い物なのかもしれない。
(こちらの記事もご参照ください:「向こう5年で50モデルを投入」の裏側に見えるものとは http://harley-style.com/harley_style_blog_detail.php?id=345 、でっかく出たな! 2027年までに新機種100台! H-D社が 2017年第一四半期決算を公表 http://harley-style.com/harley_style_blog_detail.php?id=350)
でも、減収減益が続く中、買収なんて余力はあるのか?
果たして、モトGP やワールド スーパーバイクで、疾走するバー&シールドを目にする日はやって来るのだろうか?
カバー写真は、アスファルトアンドラバー誌 https://www.asphaltandrubber.com/rumors/harley-davidson-buying-ducati/ より。
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