ホンダの社長のインタビュー?

ホンダの社長のインタビュー?

HARLEY STYLEでなんでホンダ(株式会社 ホンダモーターサイクルジャパン)の社長のインタビューなんだよ!?

FACEBOOK、YouTube HARLEY STYLEチャンネルをご覧になって、そうお思いになられた読者のみなさんも多いことでしょう。

ここらあたりで一度ちゃんとお話ししておいたほうがいいと思いまして…ご説明しましょう。

 

若者のライフスタイルは時代とともに変わり、さらに日本では、少子高齢化や低迷する経済の影響も受けて、クルマ離れ、バイク離れが取り沙汰され始めて久しいのは皆さんもご承知の通りです。

当然のことながら、日本におけるオートバイの販売台数も、1982年の327.5万台をピークに右肩下がり。ついに昨年は372,696台と40万台を割込み、このまま行くと、ピーク時の10分の1の市場規模になってしまう日はそう遠くないことでしょう。

そんな中、ハーレーダビッドソンというブランドは、1990年代後半から急成長を遂げ、2000年代前半にはホンダ、ヤマハを抜き去り大型二輪市場シェアのトップに君臨するまでに成長しました。

何故か?

当時の日本法人、ハーレーダビッドソン ジャパンの市場戦略が功を奏したから。並み居る国産4大メーカーを向こうに回し、高速道路の80キロ速度規制、大型二輪免許を教習所で取れるようにしたり、高速道路の二人乗り解禁、いわゆる「ガイアツ」の力を盾に、自らの販売障壁となる様々な規制をドンドン撤廃して行ったから。それに加えて、モノを売るんじゃなくて、コトを売る。商品だけでなく、関連するライフスタイルを売る「ライフスタイルマーケティング」が功を奏したから… といったことが、一昔前のマーケティングの本に多数書かれていて、よく取り沙汰されます。

それはそれで、その通りだと思います。

 

でも、それだけでしょうか?

 

こんな話があります。

1968年から、1981年まで、年代的にはショベルヘッドの時代、ハーレーダビッドソンは、AMF(American Machine Foundry)という企業グループの傘下にありました。当時、世界的にはまだ弱かった米国の製造業を集め、世界に売り込んでいた会社です。ハーレーは、傘下企業の中でも決して業績の悪い部門ではなかったと言われています。ただ、そこで得られた収益を、親会社AMFがハーレーのための再投資に回さず、弱小だった他の部門へ回さざるを得なかったのが問題だった。いつしか品質問題が多数露呈し、当時急成長を遂げていたホンダを始めとする日本製オートバイに市場を奪われて行きました。

危機感を覚えた、後に会長まで務めたジェフ ブルスティーンや、1963年に入社した創業家3代目、ウィーリー G. ダビッドソンをはじめとする13人の役員が立ち上がり、会社をバイアウトします。

しかし、少ない資金はすぐ底をつき、アメリカでは強大な力を持つ労働者ユニオンとの関係も悪化、倒産の危機に瀕します。

品質問題を抱え、生産ラインの効率化、見直しが急務だったハーレー社は、世界の大手オートバイメーカーに声をかけ、工場見学を打診しますが、どこも自社の最大の武器とも言える工場を見せてくれるところなんてありません。そんな中、唯一快く彼らを受け入れてくれたのが、ホンダでした。

決してそれだけが彼らを立ち直らせた原因というわけではないでしょうが、その後ハーレーに部品供給をしてきたサプライヤー企業が、ショーワ、日信工業、FCCクラッチ等々、ホンダ系の各社であったことからも、受けた影響度合いが計り知れます。

 

そう、そんな危機の経験を経て、彼らはモノづくりの原点に立ち返ったのです。そして、そこで生み出されたのが、その後不死鳥のようにハーレーを蘇らせることになったエボリューションエンジンであり、ノスタルジックなスタイルを現代の技術で再生させたソフテイルフレームといった、今尚ハーレーのアイコニックな特徴である様々な機構でした。

平たく言うと、バイクが好きな人達が、同じように、或いはそれ以上に熱狂的なバイクファンのために、一生懸命造った製品が市場に供給され、支持され、会社は世界的に大きな成長を遂げた。

後にいわゆる「国産アメリカン」が台頭し、ハーレー社がエンジン音の特許を申請するなんて話が騒がれた時、日本メーカーが自分たちのコピーを生産する時代になったことを彼らはさぞ誇らしく思ったことでしょう(因みにこの時代でも、ハーレーの重役たちは、ホンダだけは悪く言わなかったそうです。随分前に13人の一人に聞いた話ですが…)。

そんな流れの中にあって日本では、奇才と言われたリーダーのもとに実行された様々な政策がヒットし、世界的な流れとの相乗効果で、特に際立った急成長が実現した。

私は、それが快進撃の舞台裏だったと思っています。

 

そんな話を頭において、世界に冠たるオートバイの巨人、ホンダの日本市場におけるリーダーの話を訊くと、ハーレーについてもいろいろなことを考えさせられ、実に面白い!

 少子高齢化、不景気、企業統制やコンプライアンス、環境規制問題等々、ますます厳しくなる経営環境の中、「日本の免許制度はガラパゴス」、「世界で最も高いシェアを誇る産業の母国が、ここ30年で官民一緒になって市場をダメにしちゃったと反省」、「(最先端製品を)日本のお客様が先ず享受できるべき」、「バイクが好きだ!」、「ホントにこのままで良いんですか?」… 刺激的なキーワードがポンポン出てきて、会社のホンキが垣間見える。

そして、そこにあるのは、お客様に寄り添い、愛して止まないオートバイ造りへの原点回帰。

 

4回連続シリーズは、合計で約20分。お時間あるときに是非じっくりご覧になってください。

 

インタビューシリーズ「二輪業界関係者に訊く」ホンダモーターサイクルジャパン 代表取締役社長 加藤 千明氏⑴

 

 

 

 

 

 

果たしてこれは、日本市場V字回復の序章となり得るのか?

これからの各社の動向が実に楽しみです。

もちろん、輸入各社、特にハーレーも含めてね!

 

(写真はホンダさんのホームページより拝借しました)

 

ハーレースタイルでは、これからもハーレーに限らず幅広くオートバイ関係者の話を伺ってご紹介し、ハーレー、そしてオートバイのある生活、社会について、みなさんと考えていきたいと思っています。

 

 

 

動画はまとめてこちらでも! YouTube HARLEY STYLE チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCWVoZO_GMBR8xXKhKV6H7xA

 

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