カスタム ビルダー ナンバーワンになった男の素顔 後編

カスタム ビルダー ナンバーワンになった男の素顔 後編

 

 

 

 

Z1カスタムの世界で32年。確立したカスタムを作る

アメリカにおけるAMDチャンピオンを受賞(日本人で 2006年Chicara Motorcycles永田力氏と

2011年にTAVAX ENGINEERING田端賢氏の2名が受賞)その田端氏が新たにAMD再挑戦を表明している

 

 

「再挑戦はなぜ?」

 

編集部:周りが反対するのに今回また挑戦しようと思うのはなぜですか?

 

田端:パガー二(2011V号を評価してくれた人)を驚かそうと。

 

※バガーニとは2011年にAMDでチャンピオンになり、アメリカの別のショーに呼ばれてバイクを展示した際に2011V号を評価してくれた方で譲ってくれと言われたが断った経緯がある

 

田端:あと自分の限界はここではないと思いたかった

 

編集部:なるほど

 

田端:正直周りの評価は気にならないといえば嘘になるが、そこではないんです。大切なのは自分がどんだけ正直になるか

 

編集部:でもまた以前のような苦しくなるんではないですか?追い込まれたり、金銭的にも

 

田端:せやね(笑)

 

編集部:よく取材されて有名な話「電話、電気が止められる事件」とか

 

田端:そうやねん。(笑)

 

編集部:あれは本当なんですか?

 

田端:ほんまやで!やりすぎて(カスタム製作)、電話止められてなー。電話は止められたら始末書書かなあかんねん(笑)

 

編集部:始末書ですか?

 

田端:せやね、二度としません。すいませんって!書かいて、それで電話つないでくれるねん。

 

編集部:間違い無いですね(笑)

 

田端:でお客さん心配してな!「田端さん。なんかしたん?」っていや 何もしてないよ。って

 

編集部:....

 

田端:あっ電話代払ってないわ(笑)してるわ(笑)

 

編集部:実際に会って。みんなイメージ違うと言われないですか?

 

田端:怖い人間と思われてるねん。

 

編集部:そうですよね。実際会うと本当に気さくすぎるぐらい気さくですもんね

 

田端:せやね。

 

編集部:エロから人生観んまでなんでも答えて相談できますもんね(笑)

 

田端:なんでもいけるよ(笑)

 

お金って幸せになれない」

 

編集部:話は変わりますが、それだけお金に困ったら、稼ごうとは思わなかったんですか?

 

田端:思わないなー

 

編集部:正直、チャンピオンとったら儲けれますよね?しないんですか?

 

田端:ここ見て(店)稼いでると思う?(笑)

 

編集部:わからないじゃないですか?

 

田端:せやね

 

編集部:これからもしないんですか?

 

田端:しない。真面目な話すると自分に正直でいたい

 

編集部:どういうことですか?

 

田端:お金って幸せになれない。それこそ具体的にはあれやけど(あとで言ってもらったけど生々しくて書けない)、お金でしんどい時があって、裏切られ、未だに周りにそういう人間がいる。その時はへこむんやけど....

 

編集部:はい。へこみますね。

 

田端:2週間ぐらいたって思った....俺にはまだ新しくつくりものがある....それが残ってるだけでもありがたい!お金が好きなら、お金を常に置いておいて、そこで暮らせばいい。でもそれで本当に幸せなのかな?僕はそうは思わないと思ったから

 

編集部:でもあったらいいですよね

 

田端:すこしはな。せやねん(笑)

 

 

 

 

ーーーー繊細な部分も垣間見れる田端氏の考えはどこから来てるのか?ーーーーー

 

「無駄なものは何もない」

 

 

編集部:田端さんの作るものを見てると、いろんな感覚を感じるんですが、どうしたらそういう考えになるんですか?

 

田端:せやね。よく聞かれるのが、「これと同じやつ作って」と言われること。でも無理!僕一度作ったものは同じものは作れない。

 

編集部:コンセプトだけ同じにしてパターンしたらいいのではないですか?

 

田端:結構作るのは、考えながらする。あーして、こーそて、その当時の情熱などが一つになって作れる

 

編集部:形だけではダメだと

 

田端:そう。やはり魂がこもってないと作れない!お客さんに頼まれた以上のものを出してきた自負がある。

自分の作品が「あれ?田端さんここ手抜いてるって思われたくないもん。」だから作れないのよ

 

編集部:なるほど。ほか普段考えてることとかないですか?

 

田端:あとね一見関係ないことでも生きてくるというか、必要やねん

 

編集部:どういうことですか?

 

田端:一時期、バイクから離れたことがあって。いろんなことが重なって3年ぐらい ラジコンばっかりしていて。ラジコンヘリやってた

そこで360度ぐるぐる回る 浮遊やUターンなど覚えて、のめり込んでいき、ラジコンのコンテストみたいなものに出ようかまで思った

 

編集部:離れたってラジコンですか?

 

田端:せやね!やってればわかるんやけど。あとこれにお金と時間を7年かけたらいいところまではいけるが、7年やれるかな?って

そんなに持たない そこでやめた。で、もどったんだけど、ラジコンヘリって美しくて、浮遊状態 旋回のバランスというか、ラジコンの構図が頭の中にイメージできて

カスタムするときにも生かされてくる。

 

編集者:イメージができやすくなるということですか?

 

田端:そう。そこからSRXのカスタムつくって、ハーレーまで作るようになった。あれがなければ2011年のバイクはなかった

 

編集部:つながったんですね。田端さんはそこまで繋がなると当時は考えてたんですか?

 

田端:考えてないよ。そんなん!いろんなことがあるからおもろい!精一杯生きてれば予想してないことが起きる!

 

編集部:やれることを1つ1つ積み重ねていけば繋がっていった感じなんですか?

 

田端:せやね!その時はわからないけど、真剣に考えてやったことは、後になって生きてくる。

 

 

 「XL1200X フォーティーエイトはかっこいい!」

 

編集部:あと最近気になるバイクはあるんですか?

 

田端:ハーレーならXL1200X フォーティーエイトやな。XL1200Xは欲しいと思った

 

編集部:意外ですね。きっかけあったんですか?

 

田端:AMDに行った時に初めてXL1200Xを見た。すごくかっこいいと思った。あれはベースはそのままで少し変えるだけで最高にカッコよくなる

スイングアーム ステップ エアクリーナーぐらいで十分

 

編集部:ライトなカスタムなんですね

 

田端:何でもかんでも変えたらいいというものではない。フォーティーエイトはノーマルでかっこいいもん。そこを生かすだけでいい

 

編集部:そうなんですね。あとは最後に、今後の活動を教えてください

 

田端:ハーレーのカスタムをAMDに行こうと思うので、いまは頼まれてる仕事をしてから、合間に製作をしていきます。

 

編集部:期待しています

 

田端:がんばります。

 

編集部:ありがとうございました。

 

 

参考リンク

 XL1200X(中古車情報 HARLEY STYLE)

 

http://harley-style.com/products/list.php?transactionid=11c7e6844a6bb8ec339c017bcac17d17528be0c9&pref%5B%5D=&price_from=&price_to=&model_year_from=&model_year_to=&distance_covered_from=&distance_covered_to=&type_id%5B%5D=115

 

TAVAX Engineering

http://japan.tavax.net/

 

その他のブログはこちら(Harley Style Blog)

http://harley-style.com/harley_style_blog.php

 

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